アニマルセラピーの癒し(1)
アニマルセラピーとは、動物と触れ合うことで、さまざまなストレスを軽減させ、自信の回復をはかり、精神的な癒しを得ることができると考えられている治療法のことです。このセラピーは、不登校や引きこもり、小児がんなどの治癒能力の強化を目的とした心理療法のひとつであり、イルカや馬などの哺乳類と接することにより他者への信頼を回復します。また、高齢者医療、高齢者福祉や難病など、長期間の入院を余儀なくされている患者の気晴らしに犬や猫などペットと触れ合わせたりといった活動も知られており、心理的な癒し効果も高く、様々な分野で取り入れられています。
人間は動植物を含む周囲のものの様々な環境に刺激を受け、影響されます。癒し効果を与える曲を聴くとリラックスできるのと同じように、動物の姿を見ると心の癒しを得られ、ストレスの解消になるのです。アニマルセラピーには三つの作用がありひとつは社会性の改善です。動物の話題を持つことによって他者との会話が促進され、社会的潤滑油効果があるのです。通りすがりの相手とでも、飼い犬を連れているもの同士なら、気軽に話すことができますが、それと同じことです。これは医師以外の訪問者との交流の機会が得られない長期入院患者や施設入所者が、動物の訪問をきっかけに会話や交流をはかることを目的としています。